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【レポート】臨床美術学会 第15回大会が開催されました!

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2024年11月22日

11月16日(土)、17日(日)の2日間にわたり、臨床美術学会第15回大会が開催されました。
今回は東京都千代田区にあるTOPPANホールディングス(株)神田和泉町ビルを会場に、対面とオンライン同時開催という初の試みとなりました。

1日目のプログラムは基調講演とシンポジウム。

大会長の木戸修氏による開会挨拶に続き、武蔵野美術大学教授の三澤一実氏が、学生と全国各地の学校を訪問し、児童生徒と美術作品を鑑賞する活動「旅するムサビ」について講演されました。

シンポジウムでは、「新たな社会を共創する臨床美術のコアバリュー」と題し、小児医療、美術教育、地域共創のそれぞれの専門家や実践者がプレゼンテーションを行い、その後ディスカッションや質疑応答が行われました。

プログラム終了後は会場を移して懇親会が開かれました。
大会とは違ったリラックスした雰囲気で皆さん交流を深められ、大変賑やかな夜となりました。

2日目は研究発表(ポスターセッション)と自主シンポジウム。

研究発表では、全国各地の臨床美術士がそれぞれ研究内容をポスターにし、その前でプレゼンテーションを行いました。
各発表者と参加者の間で活発な質疑応答がされ、終了時間になっても終わらないほど熱気に溢れていました。

自主シンポジウムでは、TOPPAN芸造研の講師が臨床美術の制作導入について、現場での事例を発表・実演。
参加者も一緒に歌を歌ったり見栄を切ったりするなどして会場が一体感に包まれました。

コロナ禍ではオンラインのみの開催だったため、対面での開催は5年ぶりとなった今大会。
参加者された臨床美術士の皆さんが再会を喜ばれている様子や笑顔がとても印象的でした。

学会大会の詳細は、会報誌「JCAA News」で改めてご紹介いたます。